超高温焼成の理由 of 石州カワカミ

なぜ、コスト高につながる高温焼成をするのでしょうか?


窯内部

高温焼成中のトンネル窯

他産地の瓦と比べて石州瓦は約100℃~200℃高温で焼成されています。
温度を上げれば、それだけコスト高につながるのにあえて高温焼成にするのは理由があります。それは冬の大雪や凍てつき、また冬季以外の雨量も多いという山陰の厳しい気候風土に耐えうる屋根材をつくる必要があったからです。また地元に耐火度の高い陶土が豊富にあった事もあげられます。

温度を下げて製造する方が、製品のソリなどが少なく楽ですが、あえて当社が伝統の石州瓦の焼成温度を守り続けるのは、ひとえにお客様の大切な家を、より強度の高い屋根材で長く守っていただきたいからです。

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石州瓦の品質を支えるモノは、耐火度の高い陶土。この粘土を1200度以上の高温で焼成することで、品質のきわめて優れた瓦が造りだされます。

ごらんの表は、石州瓦と他のセラミック製品の焼成温度の違い。粘土瓦の焼成温度帯の中では石州瓦が最も高いことがお判りいただけると思います。

一般的にセラミック製品は、焼成温度が高いほど品質がアップすると言われます。石州瓦、品質の優位性を支える基本がこの焼成温度にあります。

塩害に強い。

沖縄の屋根屋さんからよく聞きます。『あれだけ固く焼き締められているから、塩害に強いはず』『柔い瓦は塩害に弱い、何年持つか不安・・・』もともと石州瓦は寒さに強いという評判によって寒い地方や山間部に普及しましたが、最近沖縄など暖かいところでも石州瓦の採用が目立つようになりました。理由はズバリ『塩害に強い』という期待感からです。ごらんの写真を比較して見てください。石州瓦は、その強さを実験で究明、見事にその強さを実証しました。

石州瓦
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殆ど塩害が見られない石州瓦の試験体

他産地A
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塩害で素地の周辺がボロボロになった他産地の瓦

他産地B
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塩害で素地の半分がボロボロになった他産地の瓦

塩害試験とは

オーストラリア/ニュージーランド規格AS /NZ4456の方法を適用。瓦を硫酸ナトリウム水溶液中へ浸透し、その後乾燥させる操作を1サイクルとし、これを40回繰り返す試験で、瓦の素地への影響を測定しました。写真はその影響を表したものです。

(島根県産業技術センター試験)

見た目では判らない 塩害の発生

瓦の塩害は、瓦と瓦の重なりに隠れて見えない部分に発生します。だから塩害は発見さないまま時間が経過し、知らない間に雨漏りがするというケースが多いのです。特に海岸近くや離島にお住まいの方は充分注意してください。

塩害事例

石州瓦が塩害に強い理由